こんにちは、黎明塾進学コースの理系担当、山本です。
夏期講習は自由時間が多い分、塾の宿題も通常より多く出ています。
出席時間も長くなっていますが、それでも直しが終わらないこともあり、4回目の直し、5回目の直しをしている生徒も少なくありません。
たとえば・・・イオン、ルート、イオン、ルート、イオン、ルート・・・・
・・速さ、割合、方程式、溶解度・・・・
進学コースの生徒は理系、文系分けて指導をしているので、途中でちょっと気分転換に社会でも♪なんて逃げ場はありません。ずっと頭の同じ所を刺激されている感じです。
すごくつらいと思うし、ちょっと頭がおかしくなりそうになります。
でもそれぐらい追い詰められないと人間って成長しないと思います。
そんな中、とある生徒は3回目の直しで質問をしてきました。
問題を見てみると記号問題。選択肢はアからエ。
そう、3回目の直しなので、答えになるものはもうわかっています。
その生徒は、答えはウになるんですけど、どうしても納得が出来ないんです、と言いました。
宿題の直しがたまってきて、ちょっと嫌になってくる頃だったので正直驚きました。
こういう状況で、直しを形式的に消去法で終わらせて、理由を考えない生徒もいますが…。
1つ1つのなぜを大事にする、そういう生徒は伸びます。
勉強は量×質。量が増えたからといって、1つ1つの事をおろそかにしないこと。
当然の事だけど、大人でも難しいですよね。
それではこのへんで。