こんにちは、黎明塾進学コースの理系担当、山本です。
先日ある生徒に宿題について話をしました。
その生徒は中1でまだ部活に入ったばかりですが、小学校の時からクラブチームに入っていてもう試合にも出ているとのこと。
しかし勉強の方はまださせられている勉強。
ノートや教材を忘れたと言ってみたり、宿題をいい加減にしていたり。
勉強にまっすぐに向き合えておらず、小学校の内容までは何とかなってもこれから先そうはいきません。
山本「君はバドミントンが強いんだよね。バドミントンをしている時って戦法とかいろいろ考えてない?ただ来たものを受けたり、強く打ったりするだけじゃ勝てないよね?」
生徒「はい。考えています。」
山本「それは勉強でも同じ事だよ。言われたから解いているっていうのは勿体無い。
なぜこの宿題が出ているのか聞いたり考えたりして、意味を理解する為に説明を読んでじっくり解く、覚えていないことが無いか確認しながらテスト形式で解くとか、自分でも目的を持って解いていると、同じものを同じだけやっていても結果は大きく変わって来るよ。」
当塾の生徒はほとんどが部活やクラブに入っています。
部活やクラブ等をする目的は人それぞれだと思います。
体力をつけたいとか、そのスポーツが好きだから、友達に誘われたから・・・
はじめるきっかけは何であれ、部活でも勉強でも大事なのは常に目標、目的意識を持って臨むこと。
○点以上取る。Aちゃんに勝つ。1番になる。
体力をつける。集中力をつける。考える力をつける。
部活や勉強で取り組む内容自体も勿論大事ですが、その内容が自分で決めたことであれ、課題として与えられたことであれ、やるからには真剣に取り組む。
毎日全く同じ部活のトレーニングや宿題をしていても、早く終わらないかなぁと思ってこなしているのと、今はここを鍛えているんだって意識してするのでは、1日後に差は見えなくても1ヶ月後、1年後と時間が経てば経つほど埋められない差が出来ていきます。
部活所属が必須の学校もあり、部活に割く時間が勉強と同じだったり、それ以上の生徒もいますが、どうせやるなら部活は部活、勉強は勉強と分けて考えず、それぞれで学んだ精神や教訓を別のものにも生かしていってほしいと思います。
それではこのへんで。